今回ご紹介するのは、伊那市高遠町在住の「鹿アーティスト」
半對屋雀斎(はんずいや じゃくさい)さん。
元々東京のご出身という雀斎さん。
高遠の山あいに暮らしながら、猟友会員として主にシカの狩猟を行い、
肉を頂く一方で、その皮や角、骨を使って作品を制作。
食害が深刻化しているニホンジカの活用方法を発信されています。
モットーは、「鳴声と足跡以外は全て使う」。
県内外で、シカの解体の実演や料理の提案といった取組も行っていて、
昨年には、その活動が認められ、
長野県から『信州 山の達人』にも認定されています。
スタジオのテーブルには、一面シカ・グッズ!
ブーツ、洋服、財布、アクセサリ-、バッグ、ナイフ、楽器、、、
全てのアイテムに、雀斎さん自らが捕獲したシカが使われ、
自らが制作したものです。
こうしたシカにまつわる作品を、雀斎さんはどんな思いを持って
制作されているんでしょうか。お話を伺いました。
2月27日、28日には、上田市の書店「NABO」で
雀斎さんが参加するイベント「週末は鹿で。」が開催されます。
27日には、雀斎さんによる「鹿の解体の実演」が。
また2日間、プロの料理人によるジビエランチ、ディナーの
出店販売もあるそうです。
なお、解体の見学参加は要予約。詳細はこちらから。
(ON AIR: 2016/2/19)