今月は、“ナガノ人による、ナガノ発の、マンガ”をご紹介します!
まずは、長野市在住のイラストレーター、ながはり朱実さん著
マンガエッセイ『ながはりさん家の子育て事情』
舞台は、「ながはりさん家」。
そこで起こった、ながはりさんの妊娠・出産・子育ての奮闘振りを
赤裸々に、、、そしてユニークに描いたものが、この作品。
もともと「朝日新聞・長野版」で2007年から掲載されていた、
一話完結の連載漫画。その4年分の作品が、
この度、一冊にまとめられまして、発売されました。
“ながはり一家”の4年に渡る日々の記録には、
初めての出産・子育てで感じる迷いや、不安・葛藤。そして、家族を持つ幸せ。
そんな毎日の喜怒哀楽が、様々な“オモシロ事件”と共に詰まっています。
お子さんいらっしゃる家なら、どのお宅でも当たり前のように起こっている、
当たり前のワンシーンかも。
ただ、そんな“当たり前”の日常にある、
愛おしさや幸せを、気付かせてくれる一冊だと思います。
特にママさんは、様々な育児の悩みや不安、旦那への愚痴(笑)・・・etc
色んな場面で、「いや~わかる、わかる!」、「そうそうそう!」
と肯いてしまうこと間違いなし!?
逆に僕みたいな、経験のないニンゲンからは、
ちょっと勉強になる一冊でもあったりします。
『ながはりさん家の子育て事情』
「オフィスエム」から、一冊1200円で発売中です。
笑えます!楽しいです。是非!
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二冊目は、「角川書店」より出版されているコミック
『JA~女子によるアグリカルチャー~』
(C)角川書店
なんと、マンガの帯には『信州小川村 公認』という太鼓判!
そうです。舞台は、我が信州の「小川村」。
村のPRになるということで、小川村公認のお墨つきマンガでもあるのです。
(10月、しっかり、小川村で「認定式典」が開かれたそうですね。)
この作品は、角川書店の月刊マンガ雑誌『ヤングエース』に連載中。
単行本としては、現在、一巻が発売されています。(12月3日ニ巻が発売)
鳴見なる先生と、小川村ご出身の唐花見コウ先生の共同制作による、
農業を交えたスローライフコメディです。
主人公は、小学6年生「野沢ひなげし」。
新しく移り住んできた信州・小川村で野菜作りをしながら、
新しい家族・姉妹達と一緒に、暮らしていく物語となっています。
僕も楽しく読ませてもらったんですが、さすが小川村公認!
もう至る所に、リアルな“小川村の匂い、信州の匂い”をぷんぷん感じます。
どんな想いで、この小川村を舞台とした、
そして「農業」をテーマとした漫画を描かれているんでしょうか。
鳴見先生と、唐花見先生、お2人へのインタビューを是非、お楽しみに!
18日:鳴見先生インタビューon air
25日:唐花見先生インタビューon air
※こちらも絶賛発売中!
山之内町渋温泉を舞台にした作品
唐花見コウ作 『灯の降る宿』
(C)角川書店