「NAGANO HEATBEAT」
今年もアツい長野人、応援していきます!どうぞよろしくお願いします!
さて新年最初に特集するのは、
松本市奈川に暮らす猟師 水田 徹さんです。
長野県では毎年11月15日、狩猟解禁となりまして、
およそ3ヶ月の猟期に入ります。
雪も降り動物の足跡が見分けやすいこの時期、
長野の山ではまさに猟の本格シーズンに入っています。
なぜ今回、猟師さんの暮らしをご紹介しようと思ったのか。
そのきっかけは、一冊の本からの出会いでした。
『ぼくは猟師になった』(千松信也)
京都で暮らす若き猟師、千松信也さん(33)が書かれたエッセイで、
「動物を獲って、さばいて、食べる」という猟師の生活、自然と共にある生活を通して、
現代の食卓を見つめなおした一冊です。
畑で野菜を自ら作り、その命を頂くのと同じように、
肉も自らの身体で(苦労しながら)獲得し、その命をありがたく頂く人がいる。
その事実をこの本で知り、深く感じるものがありました。
そして、思いました。「長野県にも猟師さんがいるんだよなぁ」
普段、猟師さんにお会いする機会はほとんどありませんが、
調べてみると、長野県には6000人を超える方々が狩猟登録を行っていました。
そんな中、うれしいご縁があって、
奈川で猟師をやっているという若きナイスガイと繫がることができました。
それが、水田さん(31)。
猟犬を使った鉄砲猟と、わな猟の免許を持ち、
仕事を別に持ちつつも、朝、山をかけまわる暮らしを送っています。
愛する猟犬ビニーと。
今月は、この水田さんに、猟のある暮らし、
その暮らしから感じる様々な想いについて、お話を伺います。
命を自らの手で獲る猟師水田さんは、
命のありがたみを誰よりも感じていらっしゃいました。。。