中山二郎さん、渡辺尚幸さん
冬の入り口、ウィンタースポーツシーズンも間近に迫るこの11月。
一ヶ月に渡って特集するのは・・・、
森と共に生きるプロボーダー・グループ【GREEN LAB】
須坂市「峰の原高原」を拠点に活動しています彼らは、
プロスノーボーダーである、中山一郎さん、二郎さん兄弟、
そして、渡辺尚幸さんの3人のグループ。
ただ、“プロボーダー”といっても、僕らがすぐイメージするような、
競技のプロではなく、フリースタイルのプロボーダー!
森の木立の中や急斜面をガンガン滑り降りるような映像、写真ありますよね。
ああいうシーンで活躍している方々なのであります!スゴイ!
そんなプロボーダー3人が「GREEN LAB」というグループを作り、
熱心に取り組んでいる活動があります。
それは、『県産材を使ったスノーボード、スキー板を作ること』
“地産地消”という概念をボードという遊びの分野にもぶっこんじゃうという
とても興味深い取り組みです。
ボードの芯材(ウッドコア)として里山に生えていた広葉樹が使われ発達した、
長野県のスキー産業。しかし、現在では広葉樹も手に入りにくくなり、
輸入材が使われているのが通常といいます。そして国内林業は、今、悪循環に。。。
そこで、なんとか県産材を使ってボードを作れないかと考えた3人は、
人工林として大量に植林されるも、その扱いにくい材質により
木材産業から敬遠されてきた「カラマツ」に目をつけます・・・。
奥がカラマツ材を使ったウッドコア
私もボード板持ってますが、その板に、
どこの国の、どんな木が入っているかなんて考えたこともありませんでした。
「長野の自然の中、持続可能な暮らし・循環を、大好きなスノーボードと共に目指す」
そんなGREEN LABの素晴らしき活動を、一ヶ月に渡って特集していきます。
GREEN LAB HP:http://www.ued.janis.or.jp/~greenlab/index.html