今回は松本市今井の農家によって立ち上げられた
ひょう害支援プロジェクト『星のかけらプロジェクト』をご紹介します。
今年6月3日に降ったひょうにより、
一部の畑では壊滅的な被害があった、松本市今井。
この今井の若手農家7人によって立ち上げられた『星のかけらプロジェクト』は、
ひょう害農家の支援を目的に、松本の飲食店とコラボして、
様々なイベントを企画しています。
今月はじめにはその【第一弾】として、
安曇野市のパン店で「ひょう害フルーツ詰め放題」という企画が。
そして、【第二弾】として、ひょう害りんごを使ったジュースを作って、
松本市の協力店舗で販売します。
このプロジェクトの中心で動いているのが、
『農業はアートだ』を合言葉に活動する今井の若手農家ユニット「NO-JIN」です。
先日、彼らのりんご畑に行って、その様子、取材してきました。
「例年と変わらず、いやそれ以上に、愛情を注いだ」という、
ひょうの跡が残るふじ。でも、その色は赤く紅く、本当に瑞々しく、甘い。
傷を負いつつも、せっかく実ってくれたりんご。
それだけに、果樹として出荷できないものは、
「なんとか最後まで、自分達で、工夫して、お客さんの下までお届けしたい」
とメンバーの皆さん、おっしゃっていました。
プロジェクト発、ふじ100%ジュース『星のしずく』、
そして、ジャム『星屑のリンゴたち』は、
22日から道の駅今井で発売開始。
また、順次、松本市内の店舗に並ぶ予定です。
プロジェクトの詳細、想い。二週に渡ってお届けします。
(放送:2014/11/7,14 9:35分頃~)