今日の「NAGANO HEATBEAT」では、
安曇野発の被災地支援の輪 『安曇野ひかりプロジェクト』 について、
プロジェクトの増田望三郎さんをお迎えして、ご紹介しました。
震災直後から、有志が繋がり、気持ちの共有や、
現地でのボランティア、後方支援など活動を続けてきたこのプロジェクト、
2012年から、福島の家族を安曇野に迎える保養キャンプを行っています。
初年には6組18名が参加。
翌年には、昨年参加した家族を含めた7組21名が参加。
思うように外遊びが出来ない福島の子供達のために、
安曇野の野山でおもいっきり遊んでもらっています。
「あ~おもいっきり深呼吸ができる!」
そんなママさんの声が印象的だったようです。
また、この春には、キャンプに参加された家族に会いに、
プロジェクトメンバーで福島の地へ行ってきたそうです。
「福島の地で生きること、暮らしていくことを決めた方たちは、
今の場所で現状を受け止め、やれることをやり、
折り合いをつけるところはつけて生きている。
そこに前向きさや、生きる強さを感じた」という増田さん。
行政も市民もできることをやっている。そんな中でも、
「何も気にせずに存分に遊べる機会も必要。
安曇野でのキャンプを楽しみにしている」という言葉をもらい、
改めて、今年も受け入れへの想いを強くしたそうです。
今年の保養プログラムは、8月16日~20日の予定とのこと。
現在、プロジェクトへの支援の輪を広げているのが、可愛らしいこのキャンドル。
制作体験や販売によって出た収益は、サマーキャンプ開催の資金となります。
キャンドルは、松本市内や安曇野市のお店で購入できます。
(「fiddle」、「むに。」、「knower(s)」、「ホテル玉之湯」、「地球宿」など)
また、キャンドル作りワークショップが、7月まで、
安曇野、松本を中心に、開かれる予定です。
詳細は、プロジェクトのfacebookをチェックしてください。
6月21日には、安曇野市三郷農村環境改善センターで支援イベントも開催されます。
キャンドルの購入やイベントへの参加など、
プロジェクトと繋がることで、被災地の現実を、
少しでも自分のこととして捉えることができますね。
繋がることで、福島のこと、被災地のこと、考え続けていきませんか?
(放送:2014/5/16 9:35分頃~)