今回は、長野の元気な商店街に暮らすヒトビトをご紹介します!
地域活性化に向けた取り組みに力を入れる、
全国30の商店街を選ぶ経済産業省の「がんばる商店街30選」に、
県内で唯一選ばれた、下諏訪町「御田町(みたまち)商業会」。
かつては製紙工場の工員さんをはじめ、たくさんの人で賑わったという、
諏訪大社下社秋宮にほど近い御田町商店街は、
昔ながらの八百屋さんや本屋さん、パン屋さん、酒蔵、共同浴場などが並ぶ、
ほのぼのとした空気が流れる商店街です。
ただ、少し珍しいのが、小さなエリアに、
雑貨やクラフト関係の工房、ショップが、いくつも見られること。
実は、この御田町には、県内外から移り住んできた若手の作家さんが、
多く暮らしています。
お話を伺った、ガラスを使った雑貨・アクセサリーを販売する
ショップ兼アトリエ『wawa』さん。
御田町では、町のおかみさんを中心にした空き店舗対策が行われてきました。
それは、特別なことではなく、移住希望者と、大家さんとの仲介役をしたり、
引越しや暮らしのお手伝いをしたり、相談にのったりなど、どれも人肌のサポート。
多い時に10軒ほどあった空き店舗は、現在ではひとつもないそうです。
ないどころか、空き店舗待ちの「ウェイティング・リスト」まで
出来てしまっているそうですよ。
公民館で度々開かれるというイベントも、町の老若男女が集い、交流の大切な場。
今回は、そんな御田町に移り住んできた、お二人の作家さんや、
空き店舗対策を行ってきた「みたまちおかみさんの会」、
NPO法人「匠の町しもすわあきないプロジェクト」の皆さんに、
温かい御田町商店街の暮らしを、伺っていきます。
もうすぐ春。あなたも地元の町に出かけてみてはいかがですか?
天然木を使って良質なスピーカーを作る『千万音』 山本祐ニ朗さん。
(放送:2014/3/21,28 9:35分頃~)