今回は、この秋、全国の先進的な活動を行う図書館などに贈られる賞
「Library of the Year 2013」で見事、「大賞」を受賞した
「伊那市立図書館」をご紹介します。
今年で8回目になる「Library of the Year」。
第6回の2011年には、「小布施町立図書館」が受賞したことでも、
ご存知の方、多いかもしれません。
「図書館という“箱”にこだわらず、地域に出て行き、
地域の資源を、地域みんなで作っている、という点」が評価されたということで、
実際、お邪魔してみると、
とことん伊那谷という地域にこだわった図書館という、印象でした。
例えば、、、
iPad、iPhoneのアプリケーションを使った地域プロジェクト「高遠ぶらり」。
自分の現在位置が、古地図上に表示される、タイムスリップアプリ!?
伊那谷の様々な歴史の情報が集約されています。
これも、これまで地域の皆さんとワークショップを重ねて、作り上げてきたもの。
館内には、iPad10台も設置。子供達が遊んでいました。
図書館ですが、「知る」ことのために、
本に限らず様々な情報の入り口を作っています。
こちらは、「伊那谷の暮らし、自然、人」をテーマに、
情報を集めた「伊那谷自然環境ライブラリー」。
“伊那谷・地域”というキーワードを下に、様々なジャンルの本が、
本棚の垣根を越えて集められており、
それが、地域を立体的に映し出していて、すごく面白かったです。
そんな「伊那市立図書館」の魅力、「伊那市立伊那図書館」館長
平賀研也さんへのインタビューを通してお伝えしていきます。
(放送:2013/11/22,29 9:35分頃~)