今年ラストのご紹介は・・・、今、新年の準備で大忙しの職人さん!
コレなくしては新年、始められませんね!そう、「だるまさん」です!
今月は、この「だるま」を、今、僕らのために一生懸命に作っておられます・・・、
長野の「だるま職人」さんを、一ヶ月に渡り、ご紹介したいと思います。
皆さんのお宅にも、一年の家内安全を守ってきたダルマさん、いるんじゃないでしょうか?
今回お邪魔したのは、県内では、老舗中の老舗!
松本市里山辺にあります「布野恵だるま店」さんにお邪魔してきました。
代表取締役の布野康介さん、みどりさん夫妻をはじめ、
作業中の職人さんにお話を聞きました。
日々あたり前のように眺めていた、一般的な「上州高崎だるま」ですが、
あなたは、お顔に描かれた大きな“眉毛”や“髭”の意味、ご存知ですか?
大きな繭=「鶴」を。ほっぺの大きな髭=「亀」を。
そして、口の下にあるお髭は「松」、
お腹の両脇にある金の縦筋=「竹」の葉、
鼻のピンクのライン=「梅」の花。
つまり、体に「鶴亀、松竹梅」が入っているんですね。
まさに、だるまは、縁起の玉手箱なんですー!
そんなダルマを一年間に、6万5千個ほど(!!!)作っているという
「布野恵だるま店」さんですが、創業は、なんと1895年。
115年という、一世紀以上“だるま作り”を続けてきたお店です。
そして、松本ゆかりのだるま「松本だるま」を、
昔からずっと作り続け、伝統を引き継いできたお店でもあります。
さてそのダルマ。どんな風に作りあげていくのか、
一ヶ月に渡って、その模様をお届けしたいと思います。
だるま作りの体験もさせてもらっちゃった~んですよね♪
皆さん、お忙しい中、ありがとうございました!!!