B-MAP FILE No.26 【踏切ネーミングを楽しむ】

今日は、長野の踏切ネーミングの謎に迫ります。笑

▼ B-MAP NAGANO / FILE NO.26
→→→　[ 踏切ネーミングを楽しむ。 ]
　　
塩尻市：　しらすけ丼さん

Ｂか、どうか？って悩みましたが、
個人的に面白がって見てあるいてるので、お教えしたくて・・・

踏切の名前なんです。

JRの踏切には、たいていついてます。
事故や故障の通報の際、場所を特定するために記されていると思われます。
でもね、変わった名前、何ゆえその名前？と首をかしげるものが、ところどころ・・・
スペシャルなのをお教えします。通りがかったら見てみてー(￣∀￣)

［病室踏切／篠ノ井線・塩尻駅と広丘駅の間※梅図先生が描きそう…恐］
［ノコギリ屋踏切／篠ノ井線・広丘駅と村井駅の間…※アルピコ中央自動車学校横］
［養鶏所踏切／篠ノ井線村井駅と南松本駅の間…※それらしきものはありゃせん］
［馬飼場（うまかいば）踏切／篠ノ井線・北松本駅と田沢駅の間］
［尻無（しりなし）踏切／篠ノ井線・北松本と田沢駅の間］
［競馬場踏切／中央東線・上諏訪駅と茅野駅の間…※諏訪献血センター横］
［北道海渡（きたどうかいど）踏切／大糸線…※北海道じゃないよ］
［美女坂踏切／飯山線…※どこにそのような美女が？］
［熊小路踏切／しなの鉄道・上田線、上田駅そば］

たぶん、百カ所ぐらいは見てあるいたと思うけど、衝撃的なのをお知らせしました。
地名や、昔そこにあった施設に由来しているかと思うけど、
今見ても、？？？なところが多いです。
では、また？？？なものを探しに行ってきます♪


なんだこりゃ！？！？笑

踏切の名前？！？？！？


正直、今まで全く足を踏み入れたことのないゾーンです。笑
僕が言うのもなんですが・・・

マ、、、マ、、、マニアック！！！！！（失礼）

見たこと、気にしたことなんて全くなかった・・・ス。


すごい！こりゃおもしろい！こんなタイトルついているのか！
ということで、いってきました。ご推薦のひとつ『養鶏所踏切』。





事前に取材したＪＲ東日本広報によりますと、
踏切の名称は、

◎その地区の名前
◎踏切付近の施設、公共性の高い建物　

などを参考に命名するそうなのです。

ＪＲ篠ノ井線　平田駅と村井駅間にあるこの踏切。
なんてことのない、住宅街にある、まちの踏切。
鶏の鳴き声なんて一切、聞こえてこないわけです。


では、なぜに「養鶏所踏切」？？？
ってなことで、近所のクリーニング屋のおとうさんに聞いてみたところ、
おとうさんは、しっかり覚えていました。当時あった養鶏所のことを！！

実は、今から40年ほど前のこと、
現在、踏切から１５０ｍほど離れた場所に、かなり巨大な、
野球のグラウンド二面ぐらいはある、
でっかなでっかな養鶏所があったそうなのです！
（現在は、ＪＡの施設がそこにあります）

ヒヨコをもらってきた話・・・。
とても臭かったという話・・・。笑

当時の思い出もリアルに語ってくださいました。
やはり、この踏切周辺にとって「養鶏所」はかなりのシンボルだったのですね！


踏切ネーミングは、まさに、“まちの記憶”。
どんなにまちの様子が変わっても、
『ここにね。昔、養鶏所があったんだよ。』と伝え続ける“まちの語り部”。

みなさんにも、いつも使っている“アッタリマエの踏切”があると思うんですけど、
これからは、彼の名前にもちょいと意識して渡ってみてはどうでしょう？
あなたが知らない、むかしむか～しのまちの景色が、
ぼんや～～り、目に浮かぶかもしれませんよ。。。


＜おまけ＞

しらすけ丼さんによる踏切コレクション（略してフミコレ）開催！笑

Monin'Groove Plus / Apr

         

　　　   
 
9時台の音楽Mixコーナー「Mornin' Groove」
毎月最後の金曜日は、県内のミュージック・ラバーをお1人PICK UP！
選曲して頂いています「Mornin' Groove +(Plus)」！

4月24日は、上田の音楽イベント「FUMFAM」の
オーガナイズなどを手掛ける、原　悟さんをPICK UP！お楽しみに！
　　　　
　　　　
【PROFILE】
　　　
原　悟 （FUMFAM実行委員長）

大正時代に映画と演劇の殿堂として建てられ、
上田を中心とする近郷近在の文化・娯楽の中心として映画の発展を支えてきた、
上田市内に現存する最古の映画館「上田映劇」を舞台に、
上田市内で撮影されたミュージック・ビデオの上映と、
アーティストによるライブを楽しんでいただく「FUMFAM（ファムファム）」をオーガナイズ。
　　
過去にキセル、bonobos、おおはた雄一、湯川潮音、高野寛、
箱（次松大助-THE MiCETEETH）、今野英明（ex. Rocking Time）、などが
イベント趣旨に賛同し、出演を快諾。
また、ミュージック・ビデオも有名・無名を問わず上映し、
映像の中における上田の魅力を発信。
　　　
映像というフィルターを通すことで、
見過ごしがちな日常の中に潜む「真の魅力」を第三者的に感じ、
再発見していただくことを目的として活動している。
昨年からは～Creation Week～と題したアート・エキシビジョンも同時開催、
音楽と映像にとどまらない新たな「表現手法」を模索中。

　　
　　
【LIVE INFO】

　　
■ おおはた雄一「ぶらり渡り鳥ツアー2009」

　　2009年6月16日（火）＠haluta UEDA

　　おおはた雄一をして大好きな街「上田」での着席・弾語り形式でのライブです。

　　長野でライブをするなら「上田でやりたい！」という
　　おおはた雄一本人たっての希望で実現しました。

　　　　
■ FUMFAM2009

　2009年10月31日（土）　※予定　＠上田映劇

　　今年もやります。気づけば4回目！！

　　開催日は予定ですが、だいたいこの頃に開催します。

　　現在鋭意ブッキング中。果たして昨年のラインナップを超えられるか！？

　　Total Info: http://www.ueda-cb.gr.jp/fumfam.html

　　　　
　　
【SET LIST】　(Title / Artist / Label)
　　
1. The Crying Light / Antony ＆ The Johnsons
　　　　　　　　　　　　　　　　　/ from 『The Crying Light』 (P-VINE)

2. Solid Air / John Martyn / from 『Solid Air』 (Island)

3. Birds Of A Feather / Mocky / from 『SASKAMODIE』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(Crammed Discs/WindBell)

4. Fragment Zero....And I Kept Dubbin feat. Gisli / Kenneth Bager
　　　　　/ from 『Fragments from A Space Cadet』 (Music For Dreams)
　　　
      
テーマは -Stolen Moments-
シネマティックな楽曲で、長野の朝を美しく演出。
美しい音楽にうっとり、つい時間を忘れてしまう・・・そんなプチ贅沢な時間をご提供。
    　　　

B-MAP FILE No.25 【伊那市 山寺やきもち踊り】

B-MAPにも初めての春がやってきました。
これまで数々のシリーズ・ジャンルが登場してきましたが、
これに留まらずどんどん新たなジャンルにも注目していきたい今日この頃。

そんな中、今後注目していきたいのがズバリ。　“まつり”

▼ B-MAP NAGANO / FILE NO.25
→→→　[ 伊那市　山寺やきもち踊り ]
　　

　中日新聞08年4月18日朝刊


丁度、去年の桜のころ。一枚の写真が目に留まりました。

咲き誇る桜の木の下、羽織袴でダッシュするおっちゃんたち。
何で急いでいるのだろうか。何かから逃げているのだろうか！？
しかし顔は、ピっカピカの笑顔。それを微笑んで見守る人々。

「え？なにしてんの？」笑　てのが第一印象です。
まさか、これが祭りとは！！！ってなワケですよ。


『山寺やきもち踊り』
伊那市山寺区、白山神社で200年あまり前から行われている春祭り。
毎年4月15日に近い日曜日に行われており、
山寺区内の男性によって受け継がれています。

県の選択無形民俗文化財にも指定されているこのお祭りは、
神社の境内で輪になって呑み歌い踊り、最後にみなでダッシュで鳥居の外へ。
最後になってしまった人には疫病神がつく（！）という、すごい楽しい内容。


そんな山寺やきもち踊りへ、快晴の１２日遊びにいってきました。
桜満開の百花繚乱、酒、肴、歌、踊。
人間の昔ながらの娯楽がぎゅっとつまった楽しすぎるお祭でした～！（ヘベレケ）

　祭り前の記念撮影。


なんてかっこいーのだ！
桜の下の赤いじゅうたんに羽織袴の男衆。。。“粋”とはこのことか。
やきもち踊りへは、今年３０人ほどが参加しました。

祭りは、当夜（祭りを取り仕切る当番役）の引継ぎ式のあと

①一回目の酒盛り。一回目の踊り「前踊り」
②二回目の酒盛り。二回目の踊り「中踊り」
③三回目の酒盛り。三回目の踊り「後踊り」　と続き、

後踊りを踊り終えると、先を争って鳥居の外へ飛び出すといった流れです。


さて、いよいよ酒盛りのはじまりはじまり。。。



酒盛りは、地元の酒屋で限定製造された「どぶろく」（うまい！）と、
川魚（昔はメバル、今はアユ）、そしてキセルで吸うきざみ煙草で行われます。
あちらこちらから、「ホレ！飲め！飲め！」という声も聞こえてきます。
もちろん、お客さんへのどぶろくの振る舞いもあります。
僕もご相伴に預かって、４杯ほど頂いてしまいたぇ￥・あeigna;ｍmaあんｍｋｄ（酔）

祭りは、踊りと酒盛りを繰り返し、いよいよクライマックスの後踊りへ・・・。

　

左：　後踊りを見守る人々
右：　踊り後、そのまま足袋で逃げるために、あらかじめ集められた下駄。

そして唄の終わりを告げる「サッサ～～！」の掛け声と同時に、
ドッと鳥居からあふれ出す男男男・・・笑

　 

もうあっという間の出来事で、
写真をとることも、実況することも出来ませんでした。笑

ちなみに今年の厄持ち（逃げ遅れた最後の人）は、
先週、電話を繋いだ保存会の副会長　柴　満喜夫さん。
もう最後、歩いてましたからね。笑

後踊りでは皆、鳥居の近くから動かないズルしているし、
疫病神の危機感もあまりないしで（笑）、
とてもゆる～いお祭りなのでした。でも、祭りってばこーゆーもんか。

最後に一枚、パシャリ。祭りを終えた男衆たち。
かっこいいなぁ～。

　右から４番目が芝さん

酒、肴、煙草、踊り、唄に、見上げれば桜。
“娯楽の基本”を存分に楽しめる春のお祭り「やきもち踊り」。
おまけに最後には、ちょっとしたスリルもついてくるんだからぁ、かないませんわ～。
素敵すぎます。楽しいからこんなにも長い間、続いているのかな？


山寺では、昔からこうして春の一日を思いきり楽しんで、
農業に取り掛かっていったんだなぁ・・・。

きっと、一年の五穀豊穣を神様に祈りながら。

楽しくて、なんともあったかい村祭り。
これから先もずっと繫がっていってほしいと心から思いました。
山寺の皆さん、今回はありがとうございました。

あなたの街の、守り続けたいユニークな祭り情報もお待ちしています！
“びっくりまつりシリーズ”の幕開けだっ！




< 2009/4/10,17　On Air!!!! >

NAGANO HEATBEAT FILE No.9 【 湯川 強 】

▲NAGANO HEATBEAT / File No.9
→→→　[　「じてんしゃのみせ　道」　湯川　強　]



４月は、エコやスポーツ、ファッションの面からも
最近注目も集まってますね、自転車の、プロフェッショナルをご紹介。

松本市の「じてんしゃのみせ　道（タオ）」。
街のりからツーリングまで様々な自転車が、店内、所狭しと並ぶ自転車専門店です。
そのラインナップを見れば湯川さんの強いこだわりがすぐに伝わってきます。

品揃えは、イギリス、ドイツ、アメリカといった国外メーカーのものが中心。
これまで見たことないような、オシャレなデザイン・カラーリングの自転車に、
見ているだけでワクワクしてしまいます。
さらに店内には、ウェアや寝袋、キャンプ用品など、
ツーリングに必要なものは、全て揃っているというこだわりよう！

　ちょっとした自転車王国です。

店主湯川さんは、自転車愛し続けてもう何十年。
自転車を好きなときに、好きなように乗りたいと大学を中退（！）、
全国をツーリングして廻った末、自転車屋になることを決意。

東京へ修行したあと、松本に戻ってお店を開きます。それがタオ。
これまでのツーリングで培ったノウハウを全て注ぎ込んだ、
湯川さんの自転車ライフの結晶です。


今イチオシのオススメは、
湯川さんも愛用する（↑写真）エレクトラ社の「ビーチ・クルーザー」！



見てください！この美しいフレームライン！

乗り心地も最高！なんだこりゃ、この景色！空が広い！！！気持ちえ～。
サドルも馬鹿でかくてオケツをガッチリキャッチ！
そして、ごんぶとのタイヤ。すばらしい安定感とリラックス感！
これまでの自転車の概念が変わりました。こんな自転車あったのね！

　ちなみにお値段は１０万ほど。 　


湯川さんには、知らなかった自転車の奥深さ、を教えて頂きました！

「自転車を売るという意識はなくて、自転車のある暮らしを売りたい」
そんな言葉もとても印象に残りました。

こんな湯川さんが愛する世界の自転車が並ぶタオ。
是非、お気に入りの一台を探してみてください。
きっと大切に大切に人生を共にしたくなる、素敵な一台があなたを待ってるはずです。
湯川さん、これからも自転車で長野を盛り上げてくださ～い！

【じてんしゃのみせ　道】：http://tao.naganoblog.jp/

< 2009/4/3,10,17,25　On Air!!!! >

テッセイちゃん春の新作！

by ミート・コーン・ドリアさん

最新情報、ありがとうございます！

素晴らしいです。ルーズソックスにセーラーに、
なのに背負ってるランドセルはブラック！＆赤白帽。
「？？」はこっちがいいたいです（失礼）。笑

いや～、テッセイちゃんの着せ替えでも感じる、春ですね～～～。

え、そこのキミ。まさかテッセイちゃん、知らないのん！？
え～、オ～クレ～テ　ル～～～～～～ゥ！！
http://jozufm2.weblogs.jp/gmr/2009/02/220b-map-nagano.html

B-MAP FILE No.24 【緑に光る、長野の公衆電話ＢＯＸの謎】

今日は、長野県の公衆電話BOXの謎に迫ります！
見慣れたこの緑のBOXのイメージ、実は・・・全国的には珍しい！？（汗）

▼ B-MAP NAGANO / FILE NO.24
→→→　[ 緑に光る、長野の公衆電話ＢＯＸの謎]
　　

　IN　長野（松本）


改めて見ると、こんなム～ディ～な色なのですね。
昔に比べてなかなか見ることも少なくなった公衆電話ボックスといえば、こちら。

照明の色はもちろん。。。　緑　ですよね。　そりゃ　緑　ですよ。

しか～し！

「公衆電話ＢＯＸ＝緑の照明というのは、日本全国どこでも同じ」

と無意識にも思っていたそこあなた！どうやら違うようなのです！

佐久市：かずゅ　さん
電話ボックスは、緑の電気がついているのを見かけます。
あれは長野だけだと聞きました。真意と理由を知りたいです。新隊員まかせた。

茅野市：む～みんママ　さん
東京の友達に何で長野の公衆電話ＢＯＸのライトは緑なの？と聞かれ、
言われてはじめて気付いたのですが、答えにつまったのを思い出しました。
何でなんでしょう？他の県はどうなっているかもギモンです。

アゲーーー（！！！！！！！！！！）

びっくらこいた私は、ユニコーン山梨ライブの帰りに寄ったパーキングで
公衆電話を探しました。　あ、あった～！　って、ガビーーン！！！

　白い。　

たしかに白い！！！
ほんとに緑ってフツーじゃないのか！？

これって、もしかして・・・、　ずく、とか、まえで、とか、
長野のバリバリの方言を標準語だと思っていたあの頃と、まさか同じ状況！？
あの過ちは二度と犯してはなりません！　（笑）

ってことで、「ＮＴＴ東日本長野支店」に早速、取材。
収録は無理でしたが、回答を頂くことが出来ました。
さてそれによりますと。

＜緑に光る長野の公衆電話ＢＯＸの謎　調査報告＞

・　ライトが緑の公衆電話ＢＯＸは、全国では、長野、新潟、宮城の３県のみ。

・　平成６～７年頃、より外から目立つ色をと、
　　宮城県・仙台エリアで試行実験がスタート。

・　平成１１年頃、試行を知った当時のＮＴＴ信越支社が、
　　管轄している長野・新潟で緑に移行。

・　それ以来、長野に関しては現在ほぼ全県下で緑の照明に統一。

・　今後は東日本で照明を統一していく動き。白色ライトに順次移行。


あら、正直、マジでびっくりこきました！！！！
緑は、長野ほか３県のみ＆さらに、なんと今後は白色に移行が決定！！

正直、街頭インタビューでは、
緑照明の公衆電話ＢＯＸに対して、あまり良いイメージはありませんでした。
お化けでそう、とか。怖い、とか。笑　
実際、ぼくも似たようなイメージでした。やっぱりちょっと不気味。

しか～し。

あれが、長野ならではのもの。
これから白色に変わっちゃう。と聞くとなんかちょっと切なくないですか？

　ん～と。。。やっぱ、こりゃ怖いよな。笑

いくらなんでも緑すぎるもん・・・。笑

いや、ダメだ！ムーディ～と呼ぼう！（ムリヤリ↑↑）

こんなスポットライトの下、ムーディ～に電話を出来るのは時間の問題なのです！
見つけたら、ちょっと立ちよって、ムード（無駄に）高めてみてはどうでしょうか。笑
あなたのまちの、どっかにあるはずでス！

かずゅさん、む～みんママさん、びっくり投稿ありがとうございました。
いや～勉強になりました。。。　

４月からもＢ－ＭＡＰよろしくです！投稿待ってます。

< 2009/4/3　On Air!!!! >