車を降りずして電話をかけられる“公衆電話”を知ってますか?
この携帯電話全盛の時代に頑張っている彼の名は・・・
▼ B-MAP NAGANO / FILE NO.15
→→→ [ 塩尻市 / 東山ドライブスルーテレフォン ]
彼の名は、ドライブスルーテレフォン。
その名のとおり、車を降りずに使える公衆電話。
いまから30年程前に、長野で生まれたという、斬新なテレフォン・スタイルなのです。
そんな彼らがまだ稼動していることろが、
県内にいくつかあるといいます。
今日はそのひとつ。国道20号線沿い。
塩尻峠へ向かう途中の、「高ボッチ高原」入り口に設置された
「東山ドライブスルーテレフォン」を体験してきたので、紹介します。
WELCOME!
何度も通った道ですが、このでっかな看板。笑
目の端で何度か確認していたような気がするな。
このように、駐車スペースがあり、
その横に、あの緑の公衆電話が立っています。
ガラガラガラガラ・・・・。
シャッターがついていて、車が前に止まるとガラガラとゆっくり開きます。
なんとも可愛い動作です。
電話さん、こんにちは。こんなご時世に本当にご苦労さまであります。
そして今、ピットイン。
けっこう車を寄せても、受話器には割りと遠い。。。のです。笑
これでも近くの植木にバンパーぶつけているほど寄せています。
植木が問題だと思います。ここは。
で。さあ、使おうという場面。
携帯がフツーになっている今。
公衆電話を前に、果たして誰に電話しようか。としばし悩む。
よっしゃ。せっかくなんだから、電話したい人に電話しよう。
(なんかこの感覚が新鮮)
・・・ということで、不死身の・・・、じゃなくて富士見のばあちゃんにかける。
正月、会えなかったので、電話で「ばあちゃん、おめでとうございます。」
実家に置いてってくれた、お小遣いのお礼も忘れずに言いました。
なんだかあったかいひととき。
携帯では久しく味わっていない、
あの独特の電話の緊張感と、アラタマリ感と、アラタ。
電話終了後、思わず漏れる「肩痛ぃナ・・・」。
正直、降りて電話したほうが、よっぽど楽です。笑
でも、ここはなんつっても「ドライブスルーテレフォン」!!!
そこは乗っとかないと。ってやつです。
実は、このドライブスルーテレフォン、長野発祥のもの!なんだそう。
今から30年ほど前の1987年3月、
当時の「更埴電報電話局」(現NTT更埴営業所)の局長さんのひらめきで、
電話局の社屋前に、日本で初めて設置されたものなのだそうです!
最盛期は県内に20台ほどあったそうですが、
その後、数は減りつつも、現在いくつかは稼働中とのこと。
ということで、あなたの街のドライブスルーテレフォン情報、お待ちしています!
長野発、“車社会”長野ならではのテレフォン・スタイル、
それが、「ドライブスルーテレフォン」であります!
見かけたら、是非一度、体験してみることをオススメします。
きっと、数年後には見られなくなってしまうかも!?お早めに!
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< 2009/1/23 On Air!!!! >